リハビリセンターの役割
地域を担い、包括的役割
となるセンターへ
当センターは、メディカルフィットネスの仕組みを構築することで、「集団・個人」、「若年者・中年・高齢者」、「男性・女性」、「疾病、傷害度の有無」、「医療・介護」「予防・回復・維持」などのそれぞれの目的に沿った、オーダーメイドのリハビリテーションを行えるセンターとなりました。さらに多くの方にご利用いただけるようになります。
それにより、他の施設や団体との協力や連携もしやすくなりました。そのようなさまざまな協力体制を築くことで、私たちは「よなご脳神経クリニックリハビリセンター」を地域を担い、包括的役割となるセンターにしていきたいと考えています。
リハビリセンターの特色
リハビリセンターで
オーダーメイドのリハビリを
当院は2020年4月にリハビリテーション科を開設し、リハビリに力を入れてきました。そして、さらに多くの方にご利用いただくために2022年5月に新たにリハビリセンターを開設いたしました。
リハビリセンターでは、現行の医療保険での外来リハビリ、介護保険での訪問リハビリ、保険外での自費リハビリに加え、新たにメディカルフィットネス事業を開始しております。
リハビリセンターはそれらの各部門を統括した施設です。それにより、「疾病・傷害度の有無」や「医療保険・介護保険」の垣根を超えて、老若男女を問わず、さらに多くの方が通えるようになりました。
今まで以上に、患者さん個々に合わせたオーダーメイドでのリハビリテーションをマンツーマンで提供させていただきます。また、認知症リハビリにも力を入れております。
リハビリスタッフの
所有資格・活動
- 日本理学療法士協会脳卒中認定理学療法士
- 日本理学療法士協会呼吸器認定理学療法士
- 日本理学療法士協会地域ケア会議推進リーダー
- 日本作業療法士協会認定作業療法士
- AMPS認定評価者(ADL/IADL 評価法)
- 鳥取県糖尿病療養指導士
- 3学会合同呼吸療法認定士
- 臨床実習指導者講習会修了
- IBITA / JBITA認定ボバースアプローチ基礎講習会修了
- IBITA / JBITA認定ボバースアプローチ上級講習会修了
- 国際PNF協会ベーシックコース(level1・2)修了
- 国際PNF協会ベーシックコース(level3)修了
- 鳥取県立米子東高校サッカー部専属理学療法士として帯同
- 専門学校非常勤講師として活動等
当院はゲートビューを導入しています
ゲートビュー(Gait view)とは歩行検査、立位検査、平衡機能検査が行える評価機器です。歩き方、立ち方はその方その方で異なっており、負担のかかり方も異なるため、 ご自身の姿勢や歩く際の問題点を把握することで改善に繋げます。平衡機能検査では、身体の揺れを評価し、めまい症などの評価に使用します。ほかにもバランス検査なども行えます。
リハビリ器具のご紹介
3Dウォーターマッサージベッド
6種類のマッサージ刺激に加え、リラックス効果もあります。
SPS複合治療器
傷や痛みの早期改善を促す機能。電気治療器ですので針をささずに、痛みに対する東洋学的アプローチが可能です。
メディカルフィットネスの主な機器・器具のご紹介
ACCUNIQBC360(体成分分析器)
体水分・蛋白質・無機質・体脂肪の測定結果と正常範囲を表してくれる機器です。体重や体脂肪だけでなく全身筋肉量や、体型、バランス評価、ミネラル、蛋白量なども表示してくれます。成果や健康状態を把握しやすいので、やりがいや目標を得ることも期待できます。
ニューステップT4r(運動療法/有酸素運動機器)
低負荷から高負荷まで自在に設定でき、有酸素トレーニング、筋力トレーニングが極めて安全・効果的におこなえる全身運動機器です。
上半身と下半身を同時に運動することも可能です。
ラボートnext200(有酸素運動)
歩行者の位置がずれた場合には警告音が鳴り、一定時間内に戻らなければ自動的に停止するなど安全性に優れている機器です。
また、脈拍などをイヤーセンサーで感知し、身体状況、その他、歩数、歩幅、消費カロリーなどを液晶画面(タッチパネル式)で把握することができるため、適切な運動を行えます。
コードレスバイク
全身持久力の測定と、測定結果に基づいた適切な有酸素運動が行えます。測定で得られたトレーニング目標脈拍数を「定脈拍数トレーニング」で利用することで、効果的なトレーニングを行えます。トレーニング中の消費カロリーを食品で表示するなど、モチベーションを高めます。グリップセンサとボトルホルダを全機種に標準装備(充電器・イヤーセンサも付属)
コードレスバイク(背もたれあり)
座位姿勢でトレーニングできるリカンベントタイプ(背もたれにあるタイプのこと)です。ペダルの回転は滑らかでスムーズでありラクな姿勢で、長時間の有酸素運動がより快適におこなえます。
コグニバイクプラス(認知予防エルゴメーター)
国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、コグニサイズという認知症予防の取り組みを参考に誕生しました。バイクを漕ぎながら、計算などの課題をすることで認知症予防に効果があると言われています。
その他にも各種トレーニング器具を用意しておりますので、お気軽にお尋ねください。
リハビリセンターのできること
メディカル
フィットネス
- 目的
- メディカルフィットネスでは外来リハビリを終了しその後の維持が必要な方や、外来リハビリまでは必要ないが軽症、初期段階での予防介入が必要な方、健康維持・増進希望の方、運動方法がわからない方など、個々の状況に応じた運動の提供を致します。
また、メディカルフィットネスは一般的なジムと異なり医療機関が運営しているフィットネスのため、医師や理学療法士、作業療法士、看護師などの医療スタッフが関わることにより安全で安心した中で専門的な健康づくりや疾病予防を行うことができることも特徴のひとつです。 - ご入会までの流れ
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1)当院で診察を受けていただき、疾病、身体状況などの把握をさせていただきます。
その際に主治医よりメディカルフィットネス開始の指示、許可をいただきます。 -
2)メディカルフィットネスへの入会申し込み後、ご予約を取っていただきます。
初回はスタッフが疾病、身体状況等に合わせた評価を行わさせていただくため、ご予約をお願いしております。
*注1)新型コロナウイルスなどのことも考慮し、人数制限をしながら行わさせていただきますので、メディカルフィットネス通院時は2回目以降も予約制とさせていだきます。ご了承ください。
*注2)ご入会申し込みは診察後、またはメディカルフィットネス開始時(初回時)までにお願い致します。 -
3)メディカルフィットネス来院時、初回はリハビリスタッフにて疾病、身体状況の把握のために評価を行わさせていただきます。その後、目標共有、次回予約時までに主なトレーニングメニューを作成、またはご提示し、そちらを参考にメディカルフィットネスでトレーニングを行っていただきます。
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4)メディカルフィットネスでのトレーニング開始
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5)約1-2ヶ月毎に再評価を行い効果判定を行い、トレーニングメニューの再考も行います。
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- 料金表
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メニュー 入会金 月額 メディカル会員
(当院通院中患者様、他院よりメディカルフィットネス目的でご紹介の方)2,000円 6,600円 一般会員 3,000円 7,150円 学生会員
(当院通院歴のある患者様、他院からのご紹介の方)2,000円 5,500円 シニア会員(70歳以上)
(当院通院歴のある患者様、他院からのご紹介の方)2,000円 5,500円 ※価格は全て税込です。
- その他
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メニュー 料金・時間 回数券 1回 880円
10回 8,250円パーソナルトレーニング 2,200円 / 20分
3,300円 / 30分認知症予防トレーニング(個別) 1,650円 / 20分
2,200円 / 30分※価格は全て税込です。
疾病別
リハビリ
(医療保険)
- 施設基準
- 運動器Ⅰ、脳血管・廃用症候群Ⅱ
- 適応対象
- 脳卒中、神経疾患への対応が主ではありますが、整形外科疾患・スポーツ障害などの様々な方を対応をさせていただきます。
- 時間
- 1回40~60分のリハビリテーションを行います。
- 対応内容
- 回復期・地域包括ケア病棟退院後もリハビリの必要性がある方など他院・他施設からのご紹介でのリハビリにも対応いたします
訪問
リハビリ
- 訪問リハビリの概要
- 日常生活や機能面にお困りな方等に対して訪問リハビリを行わさせていただきます。
住み慣れた自宅や地域で、安心して生活していただくために何が必要か(身体機能の改善、環境調整、動作能力の向上など)利用者さんと共有を行いながら介入を行っていきます。
医療保険での訪問リハビリにも対応いたします。
保険外の
自費リハビリ
- 適応対象
- 医師(主治医)にリハビリの継続や予防での介入が必要と判断された方。
退院後も日常生活(復職も含む)に制限があり機能回復を目指したい方。
入院中のように集中的なリハビリを継続したい方。
予防リハビリとして退行変性疾患の初期症状の方への介入や転倒予防への介入なども行っていきます。 - 時間・料金
- 自費リハビリは運動器、脳血管、訪問リハビリで、それぞれ料金が異なります。
また、見直し等により料金の変動の可能性がございます。詳しくはお問い合わせください。
リハビリについてのご相談などありましたら、お気軽にお問い合わせください。